スノーピークの和武器をレビュー!コンパクトでおしゃれな使えるお箸

これまでキャンプや登山でご飯を食べる時には、スノーピークのチタン先割れスプーンをメインに使っていて、スプーンやフォークではなく箸が欲しい!という時にはコンビニなどで調達したり、薪を削って箸を自作したりしていました。

特に不便と感じていたわけではないのですが、栓抜き代わりに先割れスプーンを使って先が曲がってしまったことをきっかけに、お箸も導入してみようかなぁ!ということに。

色々と検討した結果、スノーピークの和武器という組み立て式の箸を使い始めているのですが、これが思っていたよりも良かったので、レビューという形で皆さんにもご紹介をしてみたいと思います。

SnowPeakの和武器はどんなお箸なの?

収納ケースに収めたスノーピークの和武器

使ってみて感じた感想をご紹介していく前に、スノーピークの和武器がどんな箸なのか?ということについてスペック情報を中心に触れていこうと思います。

和武器のサイズラインナップについて

カッティングボードの上にのせたスノーピークの和武器

和武器はMサイズとLサイズという2種類のサイズラインナップが展開されていて、Mサイズが8×8×205mm(収納時約113mm)、Lサイズが8×8×225mm(収納時約122mm)というサイズ感となっています。

使用時のサイズが2cm、収納時で約1cmという差になっていますが、今回私はMサイズを選択してみることにしました。

Mサイズを選択した理由としては、登山などに行く時にコンパクトなテーブルを使うことがあり、よりコンパクトな方が便利かなぁ?と感じたことでした。

Mサイズの和武器を使っている様子

私自身、手が大きくないこともあって、Mサイズでも違和感を感じるをことはないのですが、手が大きい方であればLサイズを選んだ方が使い勝手が良いのかもしれませんね。

また、付属の収納ケースについてはMサイズ・Lサイズともに共通のものとなっていて、パッキングサイズは変わらないのでサイズ選びの時には、使用時のサイズを参考にされると良いと思います。

2種類の素材と重量

和武器の重量については、Mサイズが約26gでLサイズが約27gと、こちらもMサイズ・Lサイズともに大きな差はないようです。

ステンレス製のグリップ部分と竹を素材に使ったティップ部分

素材については、グリップ部分がステンレスでティップ部分(箸の先)が竹となっています。

最初グリップ部分が重く・ティップ部分が軽いので、当初若干の違和感を感じ「もしかしたら使いにくいかも?」と思ったのですが、慣れてしまうとその違和感も消えて問題なく使うことができています。

和武器のここがおすすめのポイント

スノーピークの組み立て式お箸「和武器」の情報をお伝えしました。

ここからは、自分自身が実際に輪武器を使ってみて感じた魅力だけでなく、ここは残念かも・・・と思ったポイントについても包み隠さずご紹介していきたいと思います。

和武器の購入をご検討中の方も、アウトドアように良いカトラリーがないか?とお探しの方も、ぜひ参考になさってくださいね!

組み立て式でコンパクトにしてパッキング可能

和武器を分解した様子

キャンプ用のカトラリーを調味料などと一緒にしてポーチなどに入れてパッキングされているキャンパーさんも多いかと思うのですが、そこで問題になるのが収納サイズなんです。

特にバックパックキャンプに行く時や登山に行く時にはできる限り荷物をコンパクトにしたいので、たかがカトラリーと言えども小さく・軽量にできるに越したことはないですからね。

そこで和武器の魅力となるのが、組み立て式でコンパクトに収納することができるという点にあります。

組立方法についても、説明書が不要なほど分かりやすいというのも魅力の一つ。

収納された箸先を取り出す

まずは上の写真にあるゴールドのキャップを引っ張って、収納されている箸先を出していきましょう。気持ちクルッと回しながら引っ張ると出てきやすいですよ。

ネジを回して箸先を本体に取り付けられるようにする

次に、先程引っ張ったゴールドのキャップと箸先がネジで取り付けられているので、そのネジを回してゴールドのパーツを取り外しましょう。

ゴールドのキャップをもとに戻す

箸先とゴールドのキャップを取り外すことができたら、取り外したキャップを箸のグリップ部分に戻します。

箸先とグリップ部分をネジを回して固定する

グリップ部分にキャップを取り付けられたら、グリップ部分のネジ穴に箸先のネジ部分を入れて完成です!

このように、若干工程は多いものの分かりやすいので、普段使いをしていなくてもキャンプ場でどうやって組み立てるんだっけ?と悩むことがないのが良いですよね。

アウトドアシーンで便利に使える親切設計

これまで私がアウトドアで箸をあまり使ってこなかった理由の一つに、テーブルの上で転がってしまったりして煩わしい・・・というものがあります。

特に、アウトドアではテーブルを水平な場所に置けることばかりではないので、テーブルの上に丸いものを乗せると転がってしまったりするんですよね。

四角の形状をしたグリップとゴールドのキャップ

そんな悩みを解決してくれるのが、先程組み立ての時にもご紹介したゴールドのキャップ・グリップ部分なのですが、これらが四角の形状となっていて転がりづらくできているんです。

箸先のネジ部分

また、ネジでグリップと箸先を固定するタイプの組み立て式お箸でありがちな、ネジ部分が緩んでくるということもなく、とっても快適にアウトドア料理を楽しむことができています。

SnowPeakらしさのあるオシャレな雰囲気

これは今回レビューしている和武器だけではないのかもしれませんが、スノーピークらしいオシャレな雰囲気を感じられて所有欲を満たしてくれるという点も魅力になるのではないでしょうか?

特に、グリップ部分のステンレスのグレーがかったシルバーとゴールドキャンプの色合いがとてもマッチしていて良いですよね。

そしてキャップにゴールドを持ってきていることによって、箸先の竹の部分のカラーとの相性も良くなっているんじゃないかなぁと感じます。

和武器の収納ケース

また、収納ケースにもスノーピークらしさを感じられる、落ち着いた色合いのレッドとカーキを使っている点も、和武器をおすすめしたいポイントと言えるでしょう。

和武器の残念なポイント

まだ和武器を使った使用歴は長くないのですが、その中で感じたデメリットについてもご紹介してみたいと思います。

このデメリットが許容できるようであれば、和武器を導入して後悔するということは少ないのかな?と思いますのでチェックをしてみてくださいね。

組み立て・収納時に毎回ネジを回すのが面倒

組み立て式でコンパクトに収納できるのは大きなメリットなのですが、組み立ての工程の中で2回(箸1セットだと4回)ネジを回さなければいけないというのが、面倒に感じてしまうことがあります。

収納時・使用時ともに不要になるパーツをなくしている、という嬉しい設計のためにこのような形になっているのかもしれませんが、もう少し簡単にできたらなぁと感じてしまうのが正直なところ。

特に、料理中に箸があると便利かも!と思うことがあるかと思うのですが、そのような時にサッと取り出してすぐに使うことができないのは微妙と感じてしまうこともあるでしょう。

気をつけていないとキャップ部分などパーツを失くしそう

ゴールドのキャップ単体

収納時・使用時ともに不要になるわけでなく、取り外して置いておくということもないので、そうそう怒らないとは思うのですが、小さなパーツなので紛失してしまいそうだなぁと感じます。

実際、Twitterやブログなどでこのキャップをなくしてしまった・・・という方もちらほらいらっしゃるようなので気をつけないといけないですね。

ただ、万が一紛失してしまってもこのキャップのみを取り寄せすることもできるようなので、和武器を買い換えなければいけないということはないようです。

SnowPeakには注目したいアウトドア小物がたくさん

今回は、自分自身が初めて導入することにしたアウトドア用の箸であるスノーピークの和武器をレビューしてみました。

テントなどの大きなものは、自分のキャンプスタイルがバックパッキングや登山をするということもあってあまり導入をしていないのですが、スノーピークには便利で使える小物がたくさんあって、色々と導入したりしています。

今後は和武器以外のそのような小物についてもこちらのSORAIROマガジンでもご紹介していければと思っていますので更新をお楽しみに!