
2021.03.18 Thu
SOTOガストーチをレビュー!焚き火の着火や料理の焦げ目つけに最適
料理で食材に焦げ目をつけられるギアがほしいなぁということで、ガストーチを検討することに。
最初に目に止まったのは、CB缶に取り付けて使うタイプのガストーチでしたが、火力は十分であるもののサイズが大きくパッキングに苦労するだろうなぁということで、なかなか手を出せずにいました。
さらに色々と調べて「これなら良いかも!」と思ったのがSOTOのガストーチ。
実は、古いタイプのガストーチを所有していたのですが、より料理での使い勝手が良さそうなタイプのものを買い増ししてみましたので、比較を含めてレビューをしていきたいと思います。
料理の焦げ目つけだけでなく、焚き付けに使ったりストーブの着火に使ったりと色々な用途で使うことができる便利アイテムですので、ぜひチェックをしてみてくださいね!
SOTO ガストーチ3種類のラインナップ
SOTOのガストーチには3つのラインナップがあり、それぞれに個性があって用途にあったものを選ぶことで、より便利に使うことができたりするんです。
ということで、まずはその3種類のラインナップのご紹介からしていきたいと思います!
スライドガストーチ

まずはじめにご紹介するのが、火口部分が伸び縮みしてくれるタイプの「スライドガストーチ」です。

火口部分を引っ張り出すことで、火口部分が手元から離れてくれることによって、焚き火の焚き付けやランタン・ガスバーナーの着火などを安全に行うことができるという特徴があります。
もちろんスライドしない状態でも使うことができるので、ライターのように使いたい!というシーンにもご活用いただけますよ。
マイクロトーチ コンパクト

2つ目がコンパクトな設計となっている「マイクロトーチコンパクト」です。

先程ご紹介したスライドガストーチと比較をすると2周りほど小さなサイズになっていることが分かりますよね。
コンパクトと言っても、炎温度などはスライドガストーチと変わらず高火力なので、クッカーセットと一緒にパッキングしておけば色々なアウトドアシーンで活躍してくれることでしょう!
マイクロトーチ アクティブ
マイクロトーチコンパクトの加工部分がヨコ型になっているのが「マイクロトーチアクティブ」です。
ボディ部分はマイクロトーチ コンパクトと同じ仕様になっており、手のひらサイズのコンパクトさと操作性の高さを併せ持つモデルとなっています。
今回残念ながら手元にはないのですが、気になる方がいらっしゃったら公式サイトや通販サイトなどをチェックしてみてくださいね!
SOTOのガストーチ4つのおすすめポイント
ここからはSOTOのガストーチをおすすめしたい理由を4つご紹介していきたいと思います。
OD缶・CB缶などの様々な燃料に対応

SOTOのガストーチは燃料を充填して使うことができるという特徴を持っています。
しかも、充填する燃料には、OD缶やCB缶・ライターガスといったものを使うことができるので、燃料切れを起こした時に手元にある燃料を使って充填をすることができるというメリットがあるんです!
ガストーチを使うためだけに、キャンプに行く際にライターガスを持っていかなければいけない・・・というようなことがないのはとっても嬉しいポイントですよね。
ただし、OD缶から充填をする場合には、別売りのアダプターが必要になるので注意が必要です。
手のひらサイズで持ち運びしやすい
3種類のラインナップをご紹介した際にも少し触れましたが、SOTOのガストーチの大きな魅力の一つがコンパクトなサイズによる携行性の高さにあります。

このように、まさに手のひらサイズと言えるコンパクトなサイズ感となっているので、ポケットに入れたりポーチの隙間に収納したりすることができるんですよね!
また、ロック機構がついていたり火口部に蓋がついていたりするので、持ち運びの際に点火してしまうと言った不安が少ない点もおすすめのポイントと言えるでしょう。
簡単に火力調整をすることができる
簡単に火力調整を行うことができる点も、SOTOのガストーチをおすすめしたいポイントの一つ。

スライドガストーチでは、このパーツを左に動かせば火力が大きくなり、右に動かせば火力が小さくなるといった具合に、簡単に火力をお好みの大きさに調整することができるんです。

マイクロトーチ コンパクト・マイクロトーチ アクティブでは、最下部のパーツをひねることによって火力を調整することができる仕様となっています。
こちらではより火力調整がしやすく、グローブをつけていても問題なく調整を行うことができるようになっていて、より便利にお使いいただくことができるのではないでしょうか?
料理だけでなく色々な用途に使える

SOTOのガストーチはコンパクトながらも、炎温度1,300℃という高火力で使うことができるんです。
しかも、風にも強い耐風バーナーとなっているので、海沿いでのキャンプや風を遮るものが少ない登山など、アウトドアの様々なシーンで便利に使うことができるんですよ!
また、焚き火の焚き付けからバーナーの着火・料理の焦げ目つけなどなど、幅広いシーンで活躍してくれるという点もおすすめしたいポイントとなっています。
SOTOガストーチのここが残念
色々なシーンで便利に使うことができるギアということもあり、結構気に入っていてキャンプに行く時にも登山に行く時にも欠かさず持っていっているアイテムではあるのですが・・・
実際に長い間使ってみて感じている残念だなぁというポイントがあるのも事実。
ここからはそんなSOTOのガストーチの弱点について包み隠さずシェアをしていきますので、購入の際の参考になさってみてくださいね。
火口内部にほこりなどが入って着火しにくいことがある

SOTOのガストーチの弱点の一つとして挙げられるのが、上の画像にある火口部分にほこりなどが詰まってしまい着火しにくいことがあるという点です。
これは、私が使っているスライドガストーチの旧モデルを使っていると、たまーに起こるくらいのものなのです。

ただし、現在ではマイクロトーチのようにスライドガストーチでも未使用時に火口部分を保護してくれるキャップが付属されているので、この弱点はすでに改善されているかもしれません。
コンパクトがゆえに燃料補給が頻繁に必要

もう一つ弱点を挙げるとすると、コンパクトであるがゆえに燃料タンクがそこまで大きくないためか、燃料補給を結構な頻度でしなければいけないという点にあります。
ちなみに、マイクロトーチコンパクトではガス充填量が約1.2gとなっており、ガス消費量が7g/hとなっているので点火可能時間が約10分ほどということになるんですよね。
ただ、長く点火をし続けるようなアイテムではないということと、色々な燃料を充填することができることを考えると、ものすごく大きな欠点であるとは言えないかもしれません。
今後SOTOガストーチを使ってチャレンジしたいこと
今回は焚き付けや料理の焦げ目つけなどなど、様々なアウトドアシーンで便利に使うことができるSOTOのガストーチ・マイクロトーチをレビューさせて頂きました。
冒頭でも少し書いたように、始まりは料理の焦げ目つけをしたりして、ちょっと凝ったアウトドア料理にチャレンジしたい!という気持ちからだったんですよね。
今後はこのマガジンの中でもキャンプ・登山の際に作ったアウトドア料理についてもご紹介していけたらなぁと思っていますので、もしよろしければそちらもご覧になられてみてくださいね!