
2021.04.12 Mon
ヨコザワテッパンの魅力は?YouTubeやSNSで話題の理由に迫る
YouTubeやTwitter、InstagramなどのSNSで注目を集めるヨコザワテッパンをご存知でしょうか?
最近ではYouTubeで配信しているドラマ「おやじキャンプ飯」とのコラボにより、中華鍋をクラウドファウンディングで販売し、即完売となったことでも話題になっていますよね。
今回はそのヨコザワテッパンのハーフサイズモデルをレビューしながら、この鉄板が注目を集めている理由や魅力に迫っていきたいと思います。
キャンプでの料理の幅を広げたい!アウトドアで美味しい肉を食べたい!という方にピッタリのアイテムですので、ぜひチェックをしてみてくださいね。
ヨコザワテッパンはただの鉄板ではありません
もしかしたら「え?もしかしてだたの鉄板?」と思われてしまうかもしれません。
しかし、ヨコザワテッパンはただの鉄板ではありません。
本当なら一度使ってみて頂きたいところではあるのですが、なかなかそういう訳にもいかないので、その魅力を少しでもお伝えできるように画像を交えながらご紹介していきたいと思います。
とにかく肉が美味しい

ヨコザワテッパンを使って肉を焼くと、他の焼き方ができなくなってしまうのでは?と思ってしまうくらい美味しく焼くことができるんです。
なぜそんなに肉を美味しく焼くことができるのか?というと・・・

秘訣はこのテッパンの厚さにあります。約4.5mm(通常サイズは約5mm)ほどという厚さでできており、テッパンにしっかりと熱をためることができるのです。
一度温めるとどの部分で焼いても同じような火力で焼くことができるので、焼きムラが出にくいんです。
そのため、焼きすぎて硬くなる場所ができないので、柔らかくジューシーになってくれるのです。

また、このテッパンは平らなので余分な油が落ちてくれるので、美味しいけど脂っこい・・・ということもないのです。
野菜も魚介類も美味しい

テッパンが分厚く焼きムラが出にくい、という特徴は肉に限ったことではなく、野菜や魚介類を焼く時にもその効果を発揮します。
食材が油っこくなりにくいので、肉と野菜を一緒に焼くことができるという点もおすすめのポイントと言えるでしょう。
スピーディに使うことができる
アウトドア料理で美味しく肉・野菜を焼こう!と思った時に、一番に考えるのが焚き火台で炭を使うことなのではないでしょうか?
炭火焼きにした肉・野菜は美味しいのですが、火を起こして火力をキープして・・・となるとやはり時間も手間も掛かってしまうんですよね。

そんな時にヨコザワテッパンがあれば、ガスバーナーやアルコールバーナーを使ってスピーディに美味しく焼くことができるんです。
もちろん炭火を使う時にする手間もアウトドアならではの醍醐味ではあるかと思います。
ただ、焚き火を楽しむことはそのままに、テッパンで美味しく料理を作ったりテッパン自体を育てていく楽しみをプラスしたりするのも良いものですよ!
後片付けも楽チン
焚き火台を使ってBBQをして肉を焼くと、どうしても網の後片付けが大変だったりするんですよね。
そういう経験をされていらっしゃると、例えヨコザワテッパンを使って美味しく焼くことができたとしても、後片付けが大変なんでしょ?って思われてしまうかと思います。
しかし!ヨコザワテッパンの魅力は後片付けのしやすさにもあるんです。

後片付けは付属されているコテで、焦げや汚れを落とすだけ!毎回洗剤やたわしを使ってゴシゴシと洗う必要がないのです。
キャンプ場ではお家と違って、食器洗いがしやすい環境がないことも多いですし、特に油汚れをキレイにするのは結構大変な作業だったりするんですよね。
その手間が掛からないということは、かなり大きなメリットとなるのではないでしょうか?
コンパクトで持ち運びがしやすい
後ほどサイズや重量についてはご紹介をしていく予定ですが、分厚い鉄板でありながらもサイズがコンパクトで持ち運びがしやすいこともヨコザワテッパンが人気を集めている秘訣と言えるでしょう。

分厚いために重量感はありますが、このように専用の収納ケースが付属しているので、パッキングの際に「他のギアに油がついたらどうしよう」と心配をする必要がないこともおすすめのポイントとなっています。
ガスバーナーを使用する時は注意が必要
ヨコザワテッパンの弱点・気をつけておきたいポイントはたった一つだけ。
それは、OD缶・CB缶のガスバーナーとセットで使う時に、鉄板によって炎の熱が下にこもってしまい、ガス缶が熱くなって爆発するという事故が起こり得るということ。
ただ、これは冬キャンプでテント内でストーブを利用したりする時にも気をつけなければいけないことでもあり、ヨコザワテッパンに限ったことではなかったりするんですよね。
ですので、バーナーとガス缶が分離したタイプのものを使ったり、アルコールバーナーのようにガス缶を使わないバーナーで使われると良いですよ。
ヨコザワテッパンの使い方・メンテナンスについて
ヨコザワテッパンの魅力の一つとして「スピーディに使うことができる」というものを挙げましたが、簡単に使い方やメンテナンスの方法についてもシェアをしておきます。
使い方やシーズニングの方法については、ハーフサイズでは同梱された説明書きの紙に、通常サイズでは収納ケースに書かれているので、そちらも参考にしてみてくださいね。
鉄板を温める

まずはバーナーを使ってテッパンを火にかけ温めましょう。
油をひいて空焚きをする

十分にテッパンが温まったら、油をひいて空焚きをしていきます。
この際、少しすると煙が出始めるので、その合図を待ってから火を弱めてとろ火にします。
肉や野菜を魚介類を焼く

とろ火にしたら、肉や野菜を乗せてお好みの焼き加減に焼いて、存分にその美味しさを味わいましょう。
付属のコテで焦げや汚れを取り除く

お家では味わうことができない美味しい料理を堪能したら、ササッと後片付けをしてしまいましょう!
先程もご紹介した通り、後片付けは付属のコテで焦げや汚れを取り除くだけ。
テッパンに油がついていてすべりやすくなっているので、耐熱グローブや付属の鉄製やっとこを使いテッパンを固定しながら作業をするとやりやすいですよ。
付属の油紙に包んで後片け完了

さらに付属の油紙でテッパンを包んだら後片付けは完了です。
新品を使う時のシーズニングについて
次に、一番最初に新品の状態で使い始める時に行う「シーズニング」の作業についてもご紹介をしておきたいと思います。
スキレットなどでも行う作業なので、シーズニングはしたことあるよ!という方もいらっしゃるかもしれません。
ヨコザワテッパンのシーズニングも一般的なものですので、方法をご存知の方は読み飛ばして次の項目に進んで頂いてもOKですよ!
両面を火で炙る

まずは火で炙ることから始めましょう。
火で炙ることによって、錆防止のために付けられていたり製造時についた工業用の油を飛ばしていきます。
ポイントは**「両面」をしっかり炙る**こと。ひっくり返す時にはテッパンが熱くなっているので、付属のやっとこを使うようにしてくださいね。
食器用洗剤で洗う
テッパンを炙り終わって、十分に冷ましたら次は食器用洗剤を使って洗っていきましょう。
先程メンテナンス方法についてご紹介をした通り、ヨコザワテッパンを洗うのはシーズニングの時だけなので、滅多にする作業ではないですが、しっかりと隅々まで洗ってあげてくださいね。
この洗剤を使って洗うという作業を怠ってしまうと、次の工程で上手くコーティングをすることができずに、肉がテッパンにくっつきやすくなるなどの影響が出てしまうので注意が必要です。
オリーブオイルなどの油を塗って再度炙る

しっかりとテッパンをキレイにすることができたら、オリーブオイルなどの食用油を使ってテッパンをコーティングしていきます。
油をしっかり塗ることができたら、再度火にかけます。すると煙がモクモクと出始めるので火から離してテッパンを冷まします。
十分に冷めたら、再度油を塗って火にかけ冷ます。という工程を2・3回繰り返しましょう。
この工程でポイントになるのは油を全体にまんべんなく塗るということ。ムラができてしまうと、場所によって温度が変わり美味しく焼けない原因となったり、食材がくっつきやすくなるのでご注意ください。
3〜5人分の鉄板料理に使えるサイズもおすすめ
今回はSNSでも話題の肉が美味しく焼けるヨコザワテッパンのハーフサイズをレビューしていきながら、使い方・シーズニングの方法をご紹介してみました。
ハーフサイズはソロキャンプから2人ほどのキャンプでおすすめのサイズとなっていて、ファミリーキャンプなど(3〜5人ほど)でのご利用をされる方におすすめの通常サイズもラインナップされています。
下記にサイズなどの情報を記載しておきますので、ご自身のキャンプスタイルに合わせて購入するサイズをご検討される際の参考にしてみてくださいね。
セット内容

ヨコザワテッパンの付属品には、専用袋・金属コテ・アルミ製やっとこ・防錆用油紙が含まれています。
こちらの付属品は通常サイズでもハーフサイズでも同様のアイテムとなっています。
また、専用のスペア袋や防錆用の油紙は公式サイトなどで購入できるようなので、使い込んできて汚れてしまった場合には、購入を検討なさってみてくださいね。
素材・サイズ・重量
素材は鋼鉄でできています。
ハーフサイズは120×148mmで厚さが約4.5mm。通常サイズはA5サイズで厚さが約5mm。
先程もご紹介をしましたが、ハーフサイズがソロ・2人ほどのキャンプに、通常サイズが3〜5人ほどのキャンプにおすすめです。
重量はハーフサイズ約580gで通常サイズが約1kgと、若干重量感はありますが持ち運びしやすいサイズ・重量と言えるでしょう。
ヨコザワテッパンにおすすめしたいギア・オプション品
おすすめをしたいオプション品としては、ガス缶に熱が伝わりにくいようにするシャネツプレートや熱々のテッパンを置くことができるカミショクプレート ハゴイタなどが挙げられます。

また、オプション品ではありませんが、テッパンがバーナーの五徳などの上で滑るのを防止するのに、100均で手に入る網を使ったりするのもおすすめ。
磁石などでDIYをされている方もいらっしゃるようなので、滑りが気になる方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また、今回は詳しくご紹介をすることができませんでしたが、ガス缶分離タイプのバーナーなどもレビューできたらと思っていますので、気になる方は更新情報をチェックしてみてくださいね。